ひとり親家庭 子育て支援

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ひとり親家庭が使える「子育て支援・預かりサービス」まとめ【2026年版】

「急な残業で迎えに行けない」「体調が悪いとき子どもを見てもらえない」——
そんなときに頼れるサービスを、わかりやすくまとめました。


目次

もくじ

  1. 日常生活支援事業(ヘルパー派遣)
  2. ファミリー・サポート・センター(ファミサポ)
  3. 一時預かり・トワイライトステイ・ショートステイ
  4. 学童保育(放課後児童クラブ)
  5. 病児・病後児保育
  6. 保育所・認定こども園の優先入所
  7. こども誰でも通園制度
  8. サービスの使い分け早見表

1. 日常生活支援事業(ヘルパー派遣)

どんなサービス?

ひとり親家庭の自宅にヘルパーさんが来てくれるサービスです。
子育てや家事を手伝ってもらえます。

どんなときに使える?

  • 資格取得のために学校に通っているとき
  • 病気やけがで動けないとき
  • 出産前後
  • 冠婚葬祭や急用があるとき

手伝ってもらえること

カテゴリ具体的な内容
子育て支援子どもの世話、見守り、寝かしつけ
家事支援食事の準備・片付け、洗濯、掃除、買い物
生活支援通院の付き添い、各種手続きの補助

費用の目安

世帯の状況1時間あたりの費用
生活保護世帯無料
住民税非課税世帯150円
一般世帯300円

※ 自治体によって異なります

申請・相談先

市区町村の子育て支援課・ひとり親福祉担当窓口

⚠️ 注意点
利用できる時間数に上限があります(年間48時間など)。
また、この制度がない自治体もあるため、まず窓口に確認しましょう。


2. ファミリー・サポート・センター(ファミサポ)

どんなサービス?

「子どもを預けたい人(依頼会員)」と「子どもを預かれる人(提供会員)」を
地域でマッチングする助け合いの仕組みです。
センターが間に入ってくれるので、安心して利用できます。

こんな場面で使える

  • 保育所・学校が終わった後の預かり
  • 保育所の開始時間前の預かり
  • 習い事・学校への送迎
  • 急な残業・仕事の都合
  • 保護者の病気・通院

費用の目安

時間帯1時間あたりの費用
平日・日中600〜800円
早朝・夜間・休日800〜1,000円

※ 自治体によって大きく異なります
※ ひとり親家庭は減額制度がある自治体も多いです

利用の流れ

① センターに会員登録(依頼会員として)
      ↓
② 預かってほしい日時・条件を伝える
      ↓
③ センターが提供会員とマッチング
      ↓
④ 事前に顔合わせをする(任意)
      ↓
⑤ 利用開始

詳しく知りたい方はこちらへ→ファミリーサポートセンター事業

申請・相談先

市区町村のファミリー・サポート・センター

(市区町村によっては社会福祉協議会が運営)

全国のファミリーサポートセンター検索

💡 ポイント
緊急時の当日対応は難しい場合があります。
定期的に使いたい場合は、事前に信頼できる提供会員さんを見つけておくのがおすすめです。


3. 一時預かり・トワイライトステイ・ショートステイ

① 一時預かり(保育所・認定こども園)

保護者の急な用事や体調不良のときに、保育所などで子どもを一時的に預かってもらえます。

  • 対象:未就学の子ども(0〜5歳)
  • 時間:数時間〜1日
  • 費用:1時間200〜600円程度(施設・自治体によって異なる)

② トワイライトステイ(夜間預かり)

夜遅くまで仕事が続くときに、児童養護施設などで子どもを夕方から夜間まで預かってもらえます。

項目内容
対象年齢おおむね2歳〜小学生
時間帯夕方〜夜10時ごろ
費用1回500〜1,500円程度
食事夕食が提供される場合あり

③ ショートステイ(宿泊を伴う預かり)

出張・入院・冠婚葬祭など、数日間子どもと離れなければならないときに、
施設で宿泊を伴って預かってもらえます。

項目内容
対象年齢おおむね2歳〜小学生
期間原則7日以内(延長できる場合あり)
費用1泊1,000〜3,000円程度

⚠️ 注意点
トワイライトステイ・ショートステイは実施していない自治体もあります。
また、定員が少なく予約が取りにくい場合があります。

申請・相談先

市区町村の子育て支援課・福祉事務所


4. 学童保育(放課後児童クラブ)

どんなサービス?

小学生が放課後・長期休み中に過ごせる居場所です。
ひとり親家庭はさまざまな優遇があります。

ひとり親家庭への優遇

優遇の種類内容
利用料の減免半額〜無料になる自治体が多い
優先入所申し込み時に優先される
延長保育夜7〜8時ごろまで対応している施設あり

費用の目安(減免前)

月額3,000〜8,000円程度
→ ひとり親減免で2,500〜4,000円程度になるケースが多い

申請・相談先

市区町村の担当窓口 または 各学童クラブ

💡 ポイント
入所申し込みは毎年秋〜冬ごろが締め切りの自治体が多いです。
早めに確認・申し込みをしましょう。


5. 病児・病後児保育

どんなサービス?

子どもが病気のとき・病気の回復期に、仕事を休めない保護者の代わりに
専門のスタッフが子どもを預かってくれるサービスです。

2つのタイプ

タイプ特徴
病児保育発熱・風邪など、病気の最中に預かってくれる
病後児保育病気が回復してきたが、まだ保育所に行けない時期に預かってくれる

費用の目安

1日2,000〜3,000円程度(自治体の補助で実質無料〜1,000円程度になる場合あり)

申請・相談先

市区町村の子育て支援課 または 各病児保育室(事前登録が必要)

⚠️ 注意点
事前に登録が必要な施設がほとんどです。
子どもが元気なうちに登録だけ済ませておくのがおすすめです。


6. 保育所・認定こども園の優先入所

ひとり親家庭は、保育所などの入所選考で優先度が高く設定されています。
ほとんどの自治体で「ひとり親家庭」は加点の対象です。

申し込みのポイント

  • 入所希望の前年10〜12月ごろに申し込みが必要
  • 希望施設は複数書いておくと通りやすい
  • ひとり親であることを証明する書類(児童扶養手当証書など)を準備する

申請・相談先

市区町村の保育課・子育て支援課


7. こども誰でも通園制度

どんなサービス?

保育所などに入っていない子どもでも、親の就労に関係なく保育施設を利用できる新しい制度です。
2025年4月から全国で本格スタートしました。

従来の保育所は「親が働いていること」が入所の条件でしたが、この制度は誰でも使えます


対象の子ども

生後6ヶ月〜2歳の未就園児(保育所・認定こども園などに通っていない子ども)


費用と利用時間

項目内容
利用時間月に最大10時間まで
費用無償(国が費用を負担)
10時間を超えた分施設が定める料金が発生する場合あり

利用できる施設の例

  • 保育所・認定こども園
  • 小規模保育施設
  • 家庭的保育(保育ママ)

施設によって対応状況が異なります。


ひとり親家庭にとってのメリット

場面活用方法
求職活動中就労していなくても預けられる
資格取得・勉強勉強時間を確保できる
通院・用事少し手が離れる時間をつくれる
育児の息抜きひとりの時間で心身をリフレッシュ

「仕事をしていないから使えない」ということがなくなった、ひとり親にとって使いやすい制度です。


利用の流れ

① 市区町村の子育て支援課に問い合わせ
      ↓
② 対応している施設を確認・選ぶ
      ↓
③ 施設に利用申し込み・登録
      ↓
④ 利用開始(月10時間まで低価格or無償)

申請・相談先

市区町村の子育て支援課・保育課

⚠️ 注意点
対応施設は自治体・地域によって異なります。
希望の施設が対応しているかどうか、事前に確認しましょう。
また、月10時間を超える利用は有料になるため、時間の管理に注意してください。


8. サービスの使い分け早見表

こんなときおすすめのサービス
急な残業・仕事の都合(数時間)ファミサポ・一時預かり
体調が悪くて家事・育児がつらい日常生活支援事業(ヘルパー)
子どもが熱を出したが仕事を休めない病児保育
出張・入院で数日間いられないショートステイ
夜遅くまで仕事がある(日常的に)トワイライトステイ・学童延長保育
放課後の居場所が必要学童保育(放課後児童クラブ)
資格取得中・学校に通っている日常生活支援事業(ヘルパー)
求職中・未就労でも子どもを預けたいこども誰でも通園制度

まとめ:まず登録・申請だけでも済ませておこう

使いたいと思ったときに「未登録で使えない」という状況を避けるために、
元気なうちに登録・申請だけ先に済ませておくのがおすすめです。

優先してやること

✅ こども誰でも通園制度の対応施設を確認・登録しておく
✅ 病児保育施設に事前登録しておく
✅ ファミサポに依頼会員として登録しておく
✅ 学童保育の減免申請をしておく
✅ 日常生活支援事業の利用登録を窓口でしておく

相談窓口

窓口電話・場所
市区町村の子育て支援課お住まいの市区町村役所
ファミリー・サポート・センター各市区町村(役所に確認)
よりそいホットライン0120-279-338(24時間・無料)
子育て短期支援事業(ショートステイ等)市区町村の福祉事務所

この記事について
費用・内容は2026年時点の情報をもとにしています。
自治体によって内容・金額が異なりますので、詳細は必ずお住まいの市区町村窓口にご確認ください。


一人で抱え込まず、使える制度はどんどん活用してください。

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