「高校を卒業していないことが、就職や資格取得のかべになっている」——
そんなひとり親と、その子どもを応援してくれるのが
「ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業」です。
この記事では、制度の中身・もらえる金額・申請の流れを、わかりやすくまとめました。
もくじ
1. 高卒認定試験ってなに?
高等学校卒業程度認定試験(高卒認定・旧大検)は、
「高校を卒業した人と同じくらいの学力がありますよ」と国が認める試験です。
合格すると——
- 高卒が応募条件の仕事に応募できる
- 大学・短大・専門学校の受験資格が得られる
- 看護師など、資格取得の道が開ける
💡 高校を中退した方や、卒業していない方が「学び直し」をするための、再スタートの試験です。
2. この支援事業でできること
高卒認定試験の合格をめざすには、対策講座(通信講座など)を受けることが多く、費用がかかります。
この支援事業は、その受講費用の一部を国・自治体が負担してくれる制度です。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 何を支援? | 高卒認定試験の対策講座の受講費用 |
| だれが対象? | ひとり親本人と、その子どもの両方が対象になり得る |
| ねらい | 学び直しを応援し、就職・収入アップにつなげる |
親だけでなく、子ども(高校生世代)も対象になり得るのが、この制度の特徴です。
3. もらえる給付金の種類と金額
給付金は、2つのタイミングに分かれて支給されるのが一般的です。
| 給付金の種類 | タイミング | 支給額の目安 ※ |
|---|---|---|
| 受講修了時給付金 | 講座を修了したとき | 受講費用の4割程度(上限あり) |
| 合格時給付金 | 修了後、一定期間内に合格したとき | さらに2割程度を上乗せ(合計6割) |
⚠️ 金額・上限は自治体によって異なります。
「受講費用の最大6割(上限15万円)」といった形で定められていることが多いです。
正確な金額は、必ずお住まいの市区町村窓口でご確認ください。
4. 対象になる人
おおむね、次のような方が対象です。
- 児童扶養手当を受けている、または同じ程度の所得水準のひとり親家庭の親
- その家庭の子ども
- 高卒認定試験の合格をめざして、対象の講座を受ける方
⚠️ すでに高校を卒業している方や、大学受験資格をすでに持っている方は対象外です。
対象かどうかの判断は、窓口での確認が必要です。
5. 申請の流れ
① お住まいの市区町村の「ひとり親福祉窓口」に相談
↓
② 対象になるか・対象講座かを確認(受講前の事前相談が大切)
↓
③ 対象講座を受講開始
↓
④ 講座を修了 → 「受講修了時給付金」を申請
↓
⑤ 試験に合格 → 「合格時給付金」を申請
⚠️ 一番のポイント
多くの自治体で「受講を始める前の事前相談・申請」が必要です。
先に講座を申し込んでしまうと対象外になることがあるので、必ず先に窓口へ相談しましょう。
6. よくある質問
Q. 子どもだけでも使えますか?
A. 制度上、親・子どものどちらも対象になり得ます。詳しくは窓口で確認してください。
Q. どんな講座が対象ですか?
A. 高卒認定試験の対策講座(通信講座・予備校など)が対象です。対象として認められる講座かどうか、事前に確認が必要です。
Q. 不合格だったら給付金は戻ってくる?
A. 「受講修了時給付金」は修了すれば対象になりますが、「合格時給付金」は合格が条件です。制度の詳細は自治体により異なります。
まとめ
✅ 高卒認定は「学び直し」と就職・進学への第一歩
✅ 対策講座の受講費用の最大6割程度が支給される
✅ 親も子どもも対象になり得る
✅ 「受講前の事前相談」が必須。まず窓口へ
高卒認定は、何歳からでも挑戦できます。
「もう一度学びたい」という気持ちを、制度がしっかり後押ししてくれます。
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この記事について
内容は2026年時点の一般的な情報です。
支給額・対象・申請方法は自治体によって異なりますので、詳しくはお住まいの市区町村窓口、またはこども家庭庁の公式情報をご確認ください。
学び直しに、遅すぎることはありません。一歩を応援しています。





