「いつかは自分の力で生活を立て直したい」——
そう思っても、勉強する時間もお金も足りない…というのが現実だと思います。
実は国には、資格取得をめざすひとり親に、生活費や受講料を支援してくれる制度があります。
この記事では、代表的な3つの支援をまとめてご紹介します。
💡 それぞれの制度の「詳しい申請方法・金額」は、専用の記事で解説しています。
まずはこの記事で全体像をつかんでから、気になる制度の詳細記事へ進んでください。
ひとり親の自立に大切な4つのこと
支援制度の前に、自立に向けて大切にしたいことを整理しておきましょう。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 経済的な安定 | 就労・職業訓練で収入の柱をつくる |
| 仕事と子育ての両立 | 柔軟な働き方・子育て支援を活用する |
| 心の健康 | ストレスをためこまない。相談先を持つ |
| 周りとのつながり | 地域・家族・友人のサポートを受ける |
そのうえで、「資格取得」は収入アップの近道になります。次の3つの支援を上手に使いましょう。
自立に向けておすすめの支援 3選
その1:勉強中の生活費がもらえる【高等職業訓練促進給付金】
看護師・介護福祉士・保育士などの資格取得をめざして1年以上学校に通う間、生活費が支給される制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支給額 | 月10万円(住民税課税世帯は7.5万円)※ |
| 対象 | 1年以上の修業が必要な資格をめざす方 |
| ポイント | 「勉強している間の生活費」を支えてくれる |
📌 詳しくはこちら
▶ 高等職業訓練促進給付金とは?
その2:受講料の60%が戻ってくる【自立支援教育訓練給付金】
対象の講座を受けて修了すると、支払った受講料の60%が支給される制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支給額 | 受講費用の60%(上限あり)※ |
| 対象 | 指定された講座を受講・修了した方 |
| ポイント | 簿記・医療事務・登録販売者など幅広い講座が対象 |
⚠️ 受講前の申請が必要な場合があります。必ず先に窓口へ相談しましょう。
📌 詳しくはこちら
▶ 自立支援教育訓練給付金とは?
その3:高卒認定をめざす方へ【高等学校卒業程度認定試験合格支援事業】
「高校を卒業していないことが就職のネックになっている」という方を支援する制度です。
高卒認定試験の合格をめざす講座の受講費用の一部が支給されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 高卒認定試験の合格をめざすひとり親と子ども |
| 内容 | 対象講座の受講費用の一部を支給 |
| ポイント | 「学び直し」から応援してくれる制度 |
📌 詳しくはこちら
▶ 高卒認定試験合格支援事業
3つの支援の使い分け
| あなたの状況 | おすすめの制度 |
|---|---|
| 看護師・介護福祉士など、長く学校に通って資格を取りたい | 高等職業訓練促進給付金 |
| 短期間の講座で資格を取りたい(簿記・医療事務など) | 自立支援教育訓練給付金 |
| まず高卒認定から取り直したい | 高卒認定試験合格支援事業 |
申請の共通ステップ
① お住まいの市区町村の「ひとり親福祉窓口」に相談
↓
② 自分が対象になる制度・講座を確認
↓
③ (多くの制度は)受講・申し込みの前に申請
↓
④ 受講・修了 → 支給
⚠️ 一番のポイント
多くの制度は「受講を始める前の事前申請」が必要です。
「先に申し込んでしまった」と対象外になることがあるので、必ず先に窓口へ相談しましょう。
もっと詳しく知りたい方へ
各制度のさらに詳しい情報や全国の支援先は、国の公式サイトでも確認できます。
▶ こども家庭庁「あなたの支え」(公式サイト)
まとめ
✅ 資格取得は収入アップの近道
✅ 勉強中の生活費 → 高等職業訓練促進給付金
✅ 受講料の60%が戻る → 自立支援教育訓練給付金
✅ 学び直しから → 高卒認定試験合格支援事業
✅ どれも「受講前の事前申請」がカギ。まず窓口へ
この記事について
内容は2026年時点の一般的な情報です。
支給額・対象・申請方法は自治体によって異なりますので、詳しくはお住まいの市区町村窓口にご確認ください。
学び直しは、いくつになっても遅くありません。使える支援を味方につけて、一歩を踏み出しましょう。





